みなさん、こんにちは。spice it upという間借りカレー屋を営む店主です。もうすぐで寒さもやわらぎ、キャンプに行けるかなと思っており、待ち遠しい日々を過ごしています。さて本日の記事はキャンプで作る簡単カレーにまつわるお話です。
今回のカレーで使用するのは、キャンベルのミネストローネの缶詰です。
トマトがベースとなるスープですね。
キャンベルのミネストローネの缶詰に6種のパウダースパイスを加えて、手軽にできるカレーを作っていきたいと思います。
このキャンベルのミネストローネ缶ですが凝縮タイプとのことで、野菜や旨味スープが名前の通り缶の中に凝縮されています。具材となりそうな野菜が缶の中にも入っていますが、今回はさらにカレーの具材となる食材を加えてカレーを作っていきたいと思います。
缶の中に塩分が入っていますので、塩も出来上がり直前の味をみて、少々加える程度ですみます!
今回使用するスパイスは全てパウダースパイスで大型のスーパーなら、どこでも売っているようなメジャーなスパイスを使用します。
ミネストローネ缶カレー
材料(2〜3人前)
ミネストローネ缶:1個
玉ねぎ:中1/4個程度(みじん切り)
ニンニク:1片程度(みじん切り)
ショウガ:1片程度(みじん切り)
メインとなるお好みの具材:適量(※今回、ソーセージとしめじを使用)
水:300ml(空いたキャンベル缶1杯分)
バター:5~10g(お好み)
スパイス
クミンパウダー:小さじ1と1/2程度
コリアンダーパウダー:小さじ1程度
チリパウダー:小さじ1/2程度
ターメリックパウダー:小さじ1/2程度
シナモンパウダー:小さじ1/2程度
ガラムマサラ:小さじ1/2程度
※写真左からの順でご紹介しています。
今回、私が使用したのはソーセージとしめじですが、鶏肉や煮込み・カレー用として販売されている牛肉や豚肉がサイコロカットされたお肉などがおすすめです。魚ならば、めかじきがクセもなく良いかなと思います。
辛さは中辛程度かなと個人的には感じていますので、お好みでチリパウダーの量は調節してください。チリパウダーは唐辛子のパウダーです。なので一味唐辛子やカイエンペッパーでも問題ありません。
空き缶となったキャンベル缶は缶一杯分の水を入れると300mlのようです。計量カップいらずで、さらに缶に残った旨味なども残さずカレーに加えられるのは良いですね!
作り方
(1)<下準備>玉ねぎ、ニンニク、ショウガはみじん切りにしておく。ニンニク、ショウガは市販されているチューブタイプのものでも構いません。
ニンニク、ショウガ合わせて10〜15g程度使用します。メインとなる具材もカットが必要であれば切っておく。
(2)小鍋に油(分量外)を入れて、ニンニク、ショウガも加える。
(3)ニンニク、ショウガに火が通ったら、玉ねぎを加える。玉ねぎは水分が飛ぶまで炒める。
途中、鍋底にくっついて焦げとなりそうであれば水(分量外)を加え、鍋底・鍋肌にゴムベラや木べらを当ててこそげ落とす。
(4)メインとなる具材を加え、軽く炒める。
(5)キャンベル缶を加え軽く混ぜ合わせたら、パウダースパイスを全て加え、軽く火を通す。
(6)キャンベルの空き缶に水を入れて、缶一杯分(300ml)を加えて、グツグツとなるまで煮込む。お肉などしっかりと火を通す必要のある食材を使用している場合はお肉の中まで火が通るまでしっかりと煮込んでください。
(7)味見をして、必要に応じて、塩やガラムマサラを加えて味を調整してください。お好みでバターを加え、混ぜ合わせてバターが溶けたら完成です!
ミネストローネ缶カレーの完成!
シェラカップに移すとこんな感じになります。
メスティンで炊いたご飯の上に、カレーをかけるスタイルだとこんな感じになります。
カレールウで作るカレーと比べるとトロミは少なめの出来上がり。もしドロドロとしたカレーとして仕上げたいという場合は、バターと合わせて小麦粉を少量ずつ加えて混ぜ合わせてください。
※小麦粉は一気に入れるとダマになってしまうこともありますのでお気をつけください。
今回使用しているパウダースパイスはカレーを作る上でのベースとなるスパイスでもあります。パウダースパイスの配合を微調整するとまた少し変わった味わいのカレーに。
ぜひ自分好みのスパイスの配合を見つけてみてください!
※ターメリックは入れすぎると苦味が増してしまいますのでご注意ください。
また、ガラムマサラはミックススパイスですので、仕上げで少々スパイスを追加して味を調整したいという時にはとても重宝します。
好きなスープとスパイスでカレーを作ろう!
いかがでしたでしょうか。ご紹介しているレシピはミネストローネ缶ではありますが、市販されている他の味わいの味つきスープ缶や粉末スープでもスパイスを加えればカレーっぽくなりますので、好きなスープなどでもアレンジしてみてください!
それではまた次回の記事でお会いしましょう。