「みんなでワイワイするのもいいけど、たまには自由気ままなソロキャンプを楽しんでみたい」
「一人用のテントを買ってソロキャンプデビューしようかな」
こんなことを考えたことはないでしょうか。
ソロキャンプを始めるとなったら、まず準備すべきはテントです。
とはいえ、種類が多すぎて何を基準にテントを選べば良いかわからない方も多いと思います。
今回はそんなあなたに向けてソロキャンプ用のテントの選び方とおすすめを紹介します。自分に合ったテントを見つけてソロキャンプデビューしましょう!
ソロキャンプ用テントの選び方
昨今のソロキャンプブームの影響でソロキャンプ用テントのレパートリーも増えています。まずは、ソロキャンプ用テントの選び方を紹介します。
(1)テントの組み立てやすさで選ぶ
当然ですが、ソロキャンプはテントの組み立ても一人でやらなければいけません。
テントには大きく分けて「自立式」「非自立式」の2種類があります。初心者のソロキャンプにおすすめなのは「自立式」です。自立式ならペグ(テントを固定する釘)やガイライン(テントを固定するためのヒモ)が不要で、カンタンに組み立てることができます。
風が強いエリアでは注意が必要ですが、その場合は別途ペグやガイラインで補強すればOKです。
(2)テントの持ち運びのしやすさと耐久性で選ぶ
テントの素材は大きく3つに分けられます。
①ポリエステル
ポリエステルは軽い素材なので持ち運びには便利な反面、破けやすかったり、火の粉で穴が開くなどのデメリットがあります。
②コットン
コットンは保温性が高く、耐久性が優れているというメリットがあります。しかし、ポリエステルと比較すると重量があり、正しいケアをしないとカビが生えるリスクがあります。冬キャンプやテントの近くで焚火をしたい人におすすめ。
③ポリコットン
その名のとおりポリエステルとコットンを配合させた素材です。持ち運びと耐久性のバランスを兼ね備えています。また最近特に人気のある素材でもあります。
(3)テントの広さで選ぶ
一般的なソロキャンプでは「ドーム型」と呼ばれる型が人気です。ソロキャンプならドーム型を選べばまず間違いはないです。1人でも広々過ごしたいひとは「トンネル型」がおすすめです。
ただし広い分、重く大きくなりかさばる傾向があります。バイクでの持ち運びは厳しいです。
ソロキャンプ用おすすめテント5選【テーマ別】
ここからは、おすすめのテントをテーマ別に紹介します。あなた自身のキャンプシーンを想像しながら選んでみましょう。
(1)迷ったらコレ!コールマンの人気定番商品ツーリングドーム/ST
大手アウトドアメーカー・コールマンのベストセラー商品です。お笑い芸人やYouTuberとしても活躍されているヒロシさんが愛用していたことでも話題となりました。
ツーリングドーム/STはコンパクトながら、横幅が210センチと広く男性でも余裕でくつろぐことができます。
また2本のポールをクロスさせたシンプル構造なのでキャンプ初心者でも無理なく設営ができます。前面背面ともにメッシュになるため、通気性も問題なしです。
「とにかくテント選びで失敗したくない」と思っているソロキャンプ初心者はとりあえずこのテントがあればOKです。
(2)軽くてコンパクト!キャンプ女子にピッタリSolo2
日本発のベンチャーアウトドアメーカーicamp(アイキャンプ)の超軽量テント。総重量はなんと約1.6kgと非常に軽いため多くのキャンプ女子から支持されています。
ナチュラルかつおしゃれなカラーも魅力の一つ。自立式ドーム型なので組み立てもカンタンですよ。
(3)お財布に優しい!コスパ抜群 BUNDOK(バンドック) ソロ ドーム 1 BDK-08
BUNDOKは気軽で快適なアウトドアライフを楽しむために「製品組み立てやすさ、収納力、軽量化、リーズナブルな価格」をコンセプトにした国産メーカーです。
持ち運びに便利にもかかわらず、骨組みがしっかりしているため、少しの風であれば十分対応することができます。
また1万円以下で買えるというのもうれしいポイント。なるべく費用を抑えたい人におすすめです。
(4)たった2秒で組み立てられる2 SECONDS EASY(Quechua)
フランスの大手アウトドアブランドであるQuechua(ケシュア)の人気商品。
組み立て方は超カンタンで①袋から取り出す②広げる③引っ張るのたった3ステップ完成です。
まるで折りたたみ傘のような手軽さなので、説明書が苦手な人におすすめです。また商品開発にあたっては性各種試験が入念に行われ防水性・耐風性にも定評があります。
(5)冬キャンプもOK!テントのそばで焚火を楽しみたいならサーカスTC DXサンド
「焚火」と「食」、この2つを軸に豊かなアウトドアライフを目指す日本企業、テンマクデザインのイチオシ商品。当社のコンセプトのとおりサーカスTC DXサンドには焚火に強いポリコットン素材が使われています。
夜ゆっくりと焚火を見ながら過ごしたい人におすすめです。また保温性と通気性を兼ね備えているため、年間を通して利用することができます。
お店でテントの組み立て体験をしてみよう
気に入ったテントが見つかったら、購入前にお試しで組み立ててみると良いでしょう。
実際の組み立てやすさやテント内の広さなど、体験してみることにより具体的に使うシーンをイメージすることができます。
店頭のスタッフさんに相談すれば組み立て体験ができるところは多いです。またアウトドアメーカーが主催するテントの展示会に参加するのも良いです。
一度にたくさんのテントを実際に見ることができるので、自分に合ったテントに出会えるチャンスが広がります。自分にピッタリのテントを見つけてキャンプに出かけましょう!