キャンプは子どもと大人が一緒になって楽しめる人気のレジャーのひとつ。
しかし大人だけのキャンプとはいろいろな部分で違いがあります。その一つとして、持ち物が違うということが挙げられます。
子どもがいると突然のアクシデントがよく起こります。
キャンプに行ってから「あっ、○○持ってくればよかった!」なんて思ったことも多々。
この記事ではファミリーキャンプを実際にしている筆者が子連れキャンプだからこそ持って行った方がよい&持っていったら便利な持ち物をご紹介していきます。
子連れキャンプの必需品
特に子連れの場合必要なもの・多めに持って行った方が良いキャンプの必需品をまとめています。
※もちろん別途、テント・シュラフ・テーブルなどは一通り必要です。
1. タオル
まずは定番のタオルです。タオルといっても大人だけのキャンプの時よりも3、4枚は多めに持っていくことをおすすめします。
子どもはよく水をこぼしたり、水遊びをしてびしょびしょになったりします。
また、キャンプ場の多くが昼間は暖かいのに夜は寒いような立地にあります。タオルがあれば、水を拭くこともできるし、寒い時には羽織ることもできます。
大人だけのキャンプの時よりも少し多めにタオルを持って行くことをおすすめします。
2. ビニール袋
ビニール袋は大人だけのキャンプでも持っていく人は多いのではないでしょうか。
ビニール袋はごみ袋にもなるし、余った食材を入れることもできるし、濡れた服を入れることもできる万能アイテムです。
子連れキャンプでもビニール袋は必須アイテム。私の場合は、いつもたくさん持っていきます。
キャンプ場は自然の中にあることが多いので、子どもはあらゆるものを拾ってきます。例えば、石・どんぐり・花など大人が想像もしないものをたくさん拾ってきます。
その時にビニール袋さえあれば、ビニール袋に集めてそのまま持ち帰ることができます。
3. ひも
子どもはなんでもないところでこけたり、水でびしょ濡れになったりします。
その時に着替えが足りない!なんてことも何回かあります。
そんなときに「ひも」さえあれば、テントのポールにひっかけて服を乾かす洗濯場をつくることができます。
また昼間水遊びで来ていた水着をひもにひっかけていたら乾かすことができます。
100均のキャンプコーナーなどにもあるので簡単にそろえられます。
1泊の時でもひもは使えますが、連泊のファミリーキャンプには必須アイテムだと思います。
4. 水着
水着は川や湖や海の近くで行うキャンプに行く時の必須アイテムです。
夏の暑い時期であれば水遊びをすることを事前に決めていると思うので、水着を忘れることはないと思います。
しかし、私はゴールデンウィークなどの若干肌寒い時期でも水着は必要だと思います。
以前、6月に湖畔のキャンプ場に行ったことがあります。
その時はまだ寒いと思っていたので水着を持って行っていませんでした。
しかし実際に行ってみると、他のサイトに泊まっている子どもたちがみんな水着に着替えて水遊びをしていたのです。
その姿を見てうちの子どもたちは「いいな~」と言って寂しそうにしていました。大人が考えると寒いと思っている日でも子どもは水遊びができるようです。
水着は使わないこともあるかもしれませんが、ないと困ることもあるので、準備にしのばせておくと便利です。
5. 毛布
毛布は子連れキャンプで1枚あると便利なアイテムです。
冬の寒い時期には毛布を持っていく人がいると思いますが、案外春や夏でも使えます。
山間のキャンプ場などでは朝と夜の寒暖差が激しく、夏でも夜になると寒いことがあります。
そんな時に毛布が1枚あれば、温かく眠ることが出来ます。テントの床が固くて眠りづらい時には、床にひくために使うこともできます。
また、水遊びやお風呂の後は体が冷えやすいです。そのような時に羽織ると温まります。夏でも1枚あると心強い存在です。
6. ないと眠れないもの
小さな子どもは眠るときに必要なものを持っていることがあります。
例えばぬいぐるみやタオルやひざ掛けなど、その子によって様々ですが、ある程度の年齢になるまではそのようなものを持っていることが多いです。
うちの子どもの場合は、長女がひざ掛け・次女が手に抱えるほど大きなぬいぐるみです。
初めてのキャンプの時、持っていくかどうか迷いましたが、結局持っていきました。理由は、きっとないとなかなか眠れないと思ったからです。
家でもその物がないと眠れないのに、慣れないテントにそれがないとなかなか眠れないと思います。
実際に、大事なものがあると安心するのかいつもテントですぐに寝ています。いつも大事にしているものを持っていくのは子どもを落ち着かせる、という意味で大切だと思います。
とはいっても、荷物が多いキャンプには大きな物が持っていけないことがあると思います。
そのような時は小さめの物でいつも大事にしているものを子供の上着のポケットなどに忍ばせていけば持ち運びも便利です。
子連れキャンプであったら便利な持ち物
続いて、子連れキャンプで余裕があれば持っていくと便利な持ち物をご紹介していきます。
1. 壊れてもいいカメラ
キャンプ場に行くと珍しいものにたくさん出会います。見たこともない虫や花など家にはいないものばかりです。
そんな場所で、壊れていてもいいカメラがあると、珍しいものを子どもが撮影して、家に帰ってから調べることができます。
たまたまうちの家に誰も使っていない何年も前に買ったテデジカメがあったので、それを子どもに持たせて、好きに撮影させています。
キャンプ中は意外と大人も忙しくしていて、子どもの気になることを一緒に調べたりできないので、こういったカメラがあると便利です。
ただし、キャンプ場には水場もあるし落とす可能性もあるので、壊れてもいいカメラがおすすめです。
使い捨てカメラだとまだ壊れても惜しくないのでいいかもしれません。
2. 紙とペン
テントを設置している時など子どもが待つ時間などにお絵かきしたりすることもできるし、気になることをメモすることにも使えます。
我が家の場合は家でも絵を描くことが好きなので、ちょっとした待ち時間などに紙とペンは活躍します。
3. 花火
花火は夜のキャンプの定番です。夏に限らず冬でも風情があります。
キャンプにきている家族連れの方は、どの季節でも花火を持ってきていることが多いです。
キャンプ中はたき火をしている方も多いので、火も簡単に用意することができます。夏に限らず花火があると子どもが喜びますよ。
4. 簡易テント
簡易テントはいつも我が家で大活躍です。
テントをたてるまで暇な時間などは、この簡易テントの中で子どもたちを待たせていることが多いです。
暑さ寒さが厳しくない時期であれば、太陽の下で待たせてもいいのですが、真夏や真冬に太陽の下で待つのは過酷です。夏であれば日よけにもなるし、冬であれば寒さをしのげます。
しかもなぜか子どもたちは簡易テントがあると楽しいのか、いつも紙を持ち込んで絵を描いたり、おもちゃを持ち込んで遊んだりしています。
子どもだけの秘密基地のようで楽しそうですよ。
5. サンダル型の靴
テントから出入りするたびにしっかりとした靴を履くと時間がかかるし、意外と面倒です。
大人でも面倒ですが、子どもはさらに脱ぎ履きに時間がかかります。そのような時に、さっと脱ぎ履きできる靴があると便利です。
ただし、水遊びをする時は水遊び用の靴とテント前で使う靴は分けることをおすすめします。
以前水遊び用の靴とテント前の靴を一緒に使ったら、水遊びでドロドロになって半乾きの靴をテント前で使うたびに子どもの足がドロドロになり、そのままテントに上がりこんでテントまでドロドロになる、ということがありました。
それ以降、テント前の靴と水遊び用の靴は分けることにしています。
もしスペースに余裕があれば簡単なスリッパ型の靴を持っていくことをおすすめします。
まとめ
子どもの年齢にもよりますが、子連れキャンプは大人だけのキャンプとはまた違った持ち物が必要なことが多々あります。
大人だけのキャンプより少し荷物が増えることもあるし、大人から見たら「これって必要?」と思うような持ち物を子どもに持っていかされることもあります。
でも家族でキャンプをするのは大人にとっても子どもにとってもいい思い出となると思います。
大人も子どもも快適にキャンプが出来るように工夫して楽しみましょう。