こんにちは。皆様バックパック キャンプで持っていく水の量は意識されているでしょうか?
水道があり、水の確保に困らないキャンプ場などではあまり意識した事はないかもしれませんが、意外と水道がなく、水は各自ご用意してくださいというキャンプ場も多いです(その分利用料が安くなっています)。
今回はそんなバックパック キャンプでの水の量についてお話ししていきたいと思います。
バックパック キャンプで持参する水の量を考える

バックパックキャンプで、軽量化を意識されている方は水の量を意識しなければなりません。なんせ2リットル入れたら2キロです。
私の道具の中で2キロを超えるギアはありません。せっかくギアで軽量化しているのに水で重くなるのはなんだか嫌なので、必要最低限の水の量を毎回計算して持っていっています。
キャンプでの水の使用用途を考える
水は調理や水分補給だけで使うのではありません。汚れたものを拭いたり、朝起きて顔を洗ったりするのにも使います。
つまり多用途に使用する事を想定しなければ、あっと言う間に水がなくなってしまいます。
私の場合、水は調理や飲料を優先して使用するので、汚れたものを吹いたり顔を洗ったりするのはウエットティッシュ等を使い、水を節約するようにしています。
自然の水や、飲み水としての水道以外の水は使わない方が良い
キャンプ場で「飲料として可」という水道なら飲んでも問題ありませんが、その表記がないキャンプ場の水道、特に無料キャンプ場の水道や、自然の川などの水は飲まないことをおすすめします。
自然のとても綺麗な川でも、いろんな細菌や不純物が混じっています。
また無料キャンプ場では浄化整備がされていない水道がほとんどなので、必ず飲み水は持っていくようにしましょう。
1泊のバックパックソロキャンプなら2ℓあれば大丈夫?
成人男性の必要な1日の水分量は約2リットルと言われています。ただ健康な人なら一日くらい飲まず食わずでも健康状態に影響はありません。そんなにシビアに考えなくても良いでしょう。
結論としては、夏以外の一泊のソロキャンプでは2リットルあれば十分だと考えます。
もちろん車などで積載の制限がない場合は、持っていけるだけ持っていったら良いと思います。ただ、車でキャンプに行かれる方も、一度水を制限してキャンプをしてみると面白いかもしれません。
夏のキャンプでは水分はできるだけ多く持っていく
当然の事ながら、夏場は大量の水分が必要です。人によって暑さの耐性が違うのでできるだけたくさんの水を持っていきましょう。
年々夏は暑くなってきているので、夏の水分は軽量化と言って削ってしまうと、最悪熱中症で命を落とす事になりかねません。
私みたいにバイクでどうしても水分を持っていく余裕がないときは、常時水が確保できるキャンプ場を利用しましょう。
サバイバル気分で戦略的に水分をつかう
持参した水を上手にやりくりして自然の中で過ごすという事は、いかにもサバイバルをしている気分になります。
普段、日常では気軽に、そしていくらでも使える水も、「これだけしか使えない」という制限がある中で使うのは案外難しいものです。
キャンプから帰ると、いくらでも水が使えることに感謝する事すら覚えますよ。こういう日常の便利さの再確認ができるのもキャンプの良いところですね。
快適なキャンプをする為に、水はメモリを使い、計画的に使用しなくてはなりません。
バックパックキャンプで持参する水の量と使い方
参考までに、普段私がバックパックキャンプで持っていく水の量とその使い方をご紹介させていただきます。
まずはこのボトルに水を入れていきます。
キャンプで持参する水の量
バックパックキャンプをする際に、以前はジュースなどが入っていた1.5ℓのペットボトルに水を入れて持参していました。
ただ、ペットボトルだとメモリがないので使いにくかったのと、落としてペットボトルが割れてしまい、水がすべてこぼれてしまったのをキッカケに「ナルゲンボトル1.5ℓ」という商品を使いだしました。
このナルゲンボトルは保温効果などはありませんが、非常に耐久性が高く、またパッキンを使用せずに水漏れをしっかり防いでくれるので、とても衛生的に長く使えます。世界中のキャンパーやハイカーに愛されています。
このナルゲンボトルのメモリを使いながら、正確に水の量をはかって使用しています。
①食後と朝に飲むコーヒーに200ml×2の400mlを使用
②0.5号炊飯に120mLを使用
③朝のスープに200mLを使用
④日中の水分として400mLを使用
⑤その他調理に残りの380mLを使用
これで合計1500mLになります。ピッタリ使いきった時はとても達成感があります。
夏以外の季節はほぼ1500mLで事足りています。なので私は1500mLの水をソロキャンプに持って行っています。
夏の終わり、残暑が残る秋のキャンプでは夕方から行ったりしています。荷物の積載に限りがあるスタイルなので、1.5ℓ以上持っていくのが現状難しく、時間を調整したりして工夫をしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?普段何気なく使っている水ですが、キャンプではとても大事なものですね。
まとめとしては
・自分がどれだけ水を使う予定なのか事前に知っておく
・夏以外の一泊ソロキャンプでは、水は2ℓあれば良い
・計画的に水を使う
最後まで読んでいただきありがとうございました。