寒い冬が終わり、だんだん暖かくなってきました。ついにきましたバイクの季節!
皆さんバイクに乗っていますか?車と違ってバイクは免許もいるし、危ないし、車ほど便利でもないしという事で、人生でバイクに関わらない人も多いかと思います。
ですが近年のソロキャンプブームで密かにバイクにも注目が集まっているのです。今回はバイクでキャンプに行く魅力やメリット、またバイクキャンプでの注意点をご紹介していきたいと思います。
バイクは最高のソロキャンプ道具
「バイク×キャンプ」という組み合わせは、特に男性なら惹かれるものがあると思います。
元々バイクは野性的でワイルドなイメージがありますよね。それに乗って同じ野性的でワイルドなキャンプを行うのです。合わない訳がありません。
キャンプというのはあえて不便を楽しむアクティビティでもあり、バイクもどちらかというと快適な乗り物ではありません。急な天候の変化や転倒のリスクもあります。
そんな共通の「不便を楽しむ」という事がよりキャンプを充実にしてくれるのです。
マシンにまたがり、風を切り、四季を感じながらキャンプ場へ向かいます。道中景色が良い細い場所でもバイクなら行けます。たくさんの道具は持っていけないので、厳選したお気に入りのキャンプギアをキャンプ地で広げて一日を過ごします。何が必要か、何がいらないか、道具をしっかり選ぶ必要があり、そういう時間が道具への愛着も深まります。
道具1つ1つとしっかり向き合う、これはバイクキャンプならではの楽しみ方でしょう。
どんなバイクでもキャンプに行ける?キャンプにおすすめのバイク
基本的にはどんなバイクでもキャンプは可能と考えます。
女の子がバイクに乗ってゆるくソロキャンプをする某漫画の主人公は、原付のスクーターでキャンプをしていました。その影響か定かではありませんが、原付でキャンプをされている方を多くみかけるようになったと思います。しかもキュートなスクータータイプ!
つまり普通車の免許で乗れる原付でもキャンプに行けるのです。原付も立派なバイクです。所有するのは難しくても、レンタルスクーター等のサービスで原付バイクを借りてキャンプに行くのもいいかもしれません。
キャンプにおすすめのバイク
オフロードバイク・・・その名の通り、オフロード等の悪路を走破する事を想定して作られたバイクです。私は人生でこのタイプのバイクは、一生関わる事がないバイクだと思っていましたが、ソロキャンプを始めてとても欲しくなりました。
キャンプ以外でも、バイクの機動力をいかしたフットワークと圧倒的な悪路走破性から災害時等でも大活躍で、近年注目を集めています。
具体的な車種としては
・ヤマハ セロー250
・ホンダ CRF250
・スズキ ジェベル250
などがあります。これら3車種は250ccという中型免許から乗れるバイクで中古市場でも球数が多く出回っており、安価で入手しやすいのが嬉しい車種です。
原付でもあるオフロードバイク
実は普通免許で乗れる50ccバイクにもオフロードバイクが存在します。なので車の免許を持っている方は新たに免許を取る必要はありません。そんな車の免許で乗れる本格50ccバイクをご紹介します。
ホンダCRF50F
上記で紹介したCRF250の50cc版です。
ホンダ クロスカブ50
日本で最も有名でタフな原付バイクのホンダ カブ。そんなカブをオフロード仕様にしたのがこのクロスカブです。
カワサキKSR-1
今ではあまりみない2ストロークエンジンの原付バイクで初心者の方は少しとっつきにくいバイクですが、オフロード性能は本格派です。
バイクとバックパックキャンプの相性は最高
私のバイクは荷物が積載できないカスタムバイクで、必然的にバックパックでのキャンプスタイルになります。しかし、今となってはバイクとバックパックの組み合わせが最高の組み合わせだと感じています。
荷物があまり積載できないとはいえ、普通のバイクであれば、リアシートやリアキャリアを駆使すればそこそこな荷物を持っていくことができます。しかし、そうしてしまうと結局荷物が多くなりがちなんですよね。
では、荷物を背負ってしまえる量にするとどうでしょう。バイクの機動力を活かした、車では入れない場所に入る事ができます。
そして更にバイクを降り、ザック1つ背負ってもっと奥のバイクが入れない場所まで行く事ができます。
そこはまさに誰もいない最高のソロキャンプ空間ではないでしょうか?そうした環境をバイク×バックパックキャンプだと味わう事ができるのです。
バイクでキャンプに行く時の注意点
本当にバイクでキャンプに行くのは最高です。しかし、メリットばかりではありません。やはりバイクでのキャンプは色々「制限」があり、初心者では難しい点もいくつかあります。
運転が難しくなる
バックパックでキャンプ道具を背負うにしろ、リアキャリアで荷物を積載するにしろ、かなりの重量がかかります。
それに伴い、運転操作も難しくなるのは事実です、バイクはバランスをとって運転する乗り物です。それにキャンプ道具のような大きな重量が加わると重心が変わったり、曲がるときにバランスを崩したりする危険はあります。
天候の変化
バイクでキャンプを躊躇してしまう最大の要因である、急な天候の変化です。特に山は天気が変わりやすく、私も幾度となく雨にうたれました。
電波のとどかない場所でマシントラブル
バイクのどこにでも行けてしまう能力があだとなってしまい、どんどん山の奥へ奥へ行ってしまいがちです。
なぜだかわからないですが、これがとても楽しいのです。しかし夢中で運転しているとふと気づいたら携帯の電波が圏外なんて事は良くありあす。そして、そんなときにマシントラブルでバイクが動かないといった事も良くあるので、注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
バイクを持っていない人も、今はレンタルサービスなども充実しているので、お試し感覚でやってみても良いのではないでしょうか?是非バイクキャンプにチャレンジしてみてくださいね!
まとめとしては、
・バイクキャンプは車では味わえない楽しさがある
・普通免許で乗れる50ccバイクでもバイクキャンプは楽しめる
・バイクキャンプの注意点を知っておく
最後までお読みいただきありがとうございました。