キャンプの醍醐味といえばキャンプ飯!でも何を作ろうか迷いだすとなかなか決まらないですよね。
ましてや、手の込んだキャンプ飯の場合、たくさんの調味料や食材を持っていかないといけないので、準備が大変になります。
今回はそんな、無駄を省くことができる「ビアチキン」のレシピを紹介します。
100均で購入できるもので、インスタ映えする「ビアチキン」が誰でも簡単に作れますよ!
ビアチキンを作るために必要なもの
必要なものは9つだけ。調理器具は100均で全て揃います。
焼くために必要なもの
・BBQコンロ
・炭
キャンプといえばバーベキュー!コンロの炭でじっくり調理ができます。
弱火でじっくり焼き上げるので、ソロ用のコンロがあれば、半自動で調理可能です。
スーパーで準備するもの
・ビール(500ml)
・丸鶏
ビールは好みのものを!中身が1/3になるくらいまで飲んでしまいましょう。
丸鶏は大型スーパーならば、陳列されていることが多いでしょう。
また、業務用スーパーであれば、冷凍で販売されていることも多いようです(筆者は業務スーパーで購入しました)。
下ごしらえに一工程増えるので、キャンプ前日ギリギリではなく、余裕を持って準備しましょう。
100均で用意するもの
・スパイス(好みのもの)
・アルミホイル
・ジップロック(大)
・五徳
・アルミ深型鍋
スパイスやアルミホイル、ジップロックなどは普段使うものでも問題ありません。筆者は五徳やアルミ深型鍋をセリアで購入しました。
スパイスは「クレイジーソルト」を使用。すき焼きのタレなどで漬け込むと照り焼きチキンにもなります。
ビアチキンの作り方簡単3ステップ
ここからはビアチキンの作り方を紹介します。
見た目のインパクトがありますが、調理自体は簡単3ステップでできます。
下ごしらえ
水気をよく拭きとった丸鶏を用意します。
この時、冷凍の丸鶏を使う場合、しっかりと解凍したものを使いましょう。
その後、お好みの味になるように、スパイスであればすり込み、タレであれば揉み込みます。
この時、竹串やフォークなどで表面に穴を開けておくと、味が染み込みやすいです。
また、キャンプ前日に下ごしらえをしておいても、味が染み込んで美味しさアップします!
BBQコンロにセット
缶ビール(中身1/3)を準備し、その上から丸鶏を差し込みます。
このとき、穴が小さい場合は少し切れ込みを入れるとスムーズに入っていきます。
刺されば、100均の五徳にセット。しっかりと自立することを確認したら、BBQコンロの上へおきましょう。
火を強くしてしまうとすぐに焦げてしまうので、弱火でOK。
最後にアルミ深型鍋をかぶせ、丸鶏をおおうようにアルミホイルを巻いていきましょう。
ピッタリと丸鶏に密着させるのではなく、内側に空気の通り道ができるように優しく巻いていくのがポイントです。
じっくり焼く
あとはじっくり待つのみ。弱火で1時間くらいかけて焼いていくイメージです。10〜15分に1度、焦げていないかの確認をしましょう。
調理開始から30分をすぎるころから、丸鶏が色づいていきます。
表面がきつね色になってくると完成間近です。最後に中まで火が通っていることを確認しましょう。
筆者は竹串や割り箸などをさして5秒ほど待ち、抜いてすぐに先端が熱いかを確認し、あたたかければ火が通っていると判断しています。
ビアチキン実食
まずは、圧倒的存在感。何気ない写真もインスタ映え間違いなしです。
そしてここからが楽しいところ。飴色に色づき、皮がパリパリになった丸鶏を解剖していきます。
こどもと一緒に手羽、もも肉、胸肉、ささみなど、部位ごとに分けていくと理科(生物)の勉強になっていいですね!
じっくり火を通した丸鶏は、超ジューシー。ビールの作用で保水性が増し、お肉が柔らかくなっているのです。
手羽先表面や皮はパリパリで、味も濃いのでお酒がどんどん進んでしまいます。
肉を削いだガラ(骨)でスープの出汁を取れるので、余すことなく堪能できるのも魅力の一つです。
キャンプ飯にビアチキンがおすすめな理由
1.簡単調理&半自動で豪快なキャンプ飯になる。
2.鶏肉の部位を勉強でき、いろんな食感を楽しめる
3.準備するものが少なく、ほぼ捨てられるので洗い物が少ない
実は、筆者が本格的なキャンプ飯を作ったのは「ビアチキン」初めてでした。
ネットで検索し、見よう見まねで試行錯誤しながら、100均で買えるものだけ挑戦しました。
結果は大成功。美味しくいただきましたよ。
食べる前に追い塩をしてもGOOD!
誰でもできる簡単調理で、子どもとも楽しく料理ができます。これからキャンプ飯に挑戦したいと思っている方に特におすすめのレシピです。