【実験】キャンプで水漬けパスタを美味しく食べるには?

みなさん、こんにちは。spice it upという間借りカレー屋を営む店主です。

今回のテーマはタイトルの通り、水漬けパスタをキャンプで美味しく作るための実験についてまとめたお話しになります。

キャンプで、自宅で作るようなパスタを作るとなると、大きな鍋が必要だったり、パスタを茹でた後のお湯の処理が大変だったりと色々と苦労が絶えないですね。

そこで今回は、水漬けパスタについて色々と考察していきたいと思います。

水漬けパスタは、災害時などの非常用という認識でいる方が多いかもしれませんが、キャンプでも美味しく召し上がることができれば、キャンプ飯のジャンルが増えて選択肢が広がりますよね!

キャンプでパスタを食べるとなると、鍋などの汁物料理の〆としてショートパスタやロングパスタでも半分に折って煮込むという方法が多いのではないでしょうか?

今回の記事では、ロングパスタを折らずに長さはそのままで、茹でたお湯も捨てることなく食べるために色々と実験していきたいと思います。

1.6mmパスタ×塩水(約2時間浸水)

まずは1.6mmのパスタを塩水で水漬けしてみました!

少ない量の水で水漬けするので、大きめのチャック付きの袋で空気を抜いて水に触れない部分を無くします。

水漬けの内訳は以下。

パスタ100g、水250ml、塩2g程度

塩は水分量に対して0.8%で計算。パスタを茹でる際の塩分量の目安で水漬けでも塩分量を加えました。

水分量は、パスタの量に対して2.5倍の量としています。

2時間後の水漬けパスタ

およそ2時間後の水漬けパスタの様子。

乾燥しているパスタの色合いからだいぶ白くなりました。

メスティンで茹でる

こちらをメスティンに入れて茹でていきます。

パスタ自体も柔らかくはなっているので、折ることもせずにそのままの長さでメスティンに入れられました。

完全には水の中にパスタが入っているわけではないので、火を入れている最中によく混ぜて、ムラなく茹でられるようにしていきます。

少しだけですが、麺の先の方が黄色の色味に戻ってきました。

今回、何回か試作をしてわかったのですが、パスタの色味が戻ってきたらほぼ茹で上がりになります。

色味が戻ったら、一度味見をして麺の状況を確認してみてください。

ちなみに、水250mlは水分量が多すぎて、水気がなくなるとまではいきませんでしたので、少し残っていたお湯を湯切りしてソースと絡めています。

今回は市販のジェノベーゼのソースで作りました!

味の比較をするために普通に茹でた同じパスタと一緒に盛り付けてみました。写真の左が普通に茹でたパスタ、右が水漬けパスタです。出来上がりの見た目はほぼ変わりません。

パスタの味わいについては、普通に茹でたパスタはアルデンテで、水漬けパスタはやや柔らかめの仕上がりになりました。

1.6mmパスタ×トマトジュース+塩水(約2時間浸水)

続いては、パスタは同じく1.6mmのまま、パスタを漬ける水分をトマトジュースと塩水に変更。水分にトマトジュースを加えることで、茹でた水分が少々残ってもそのままソースとして活用できると考えました。

水漬けの内訳は以下です。

パスタ100g、トマトジュース100ml、水100ml、塩1.5g程度

前回よりも水分量を少々減らしてみました。

トマトジュース200mlも考えましたが、トマトジュースの粘度がややありましたので水も加えています。トマトジュースは塩分が入っていないものでしたので、塩分濃度は同じく0.8%で計算して加えました。

2時間後のトマトジュース漬けパスタ

およそ2時間後のパスタの状態です。

トマトジュースの色味で麺の色味がわかりにくいですが、塩水のみと同じく麺が白っぽくなっています。固さもなくなり柔らかい状態となりました。

メスティンでトマトソースのパスタを作ろう

トマトジュースに浸けていますので、トマトソースのパスタを作ります。具材は鶏肉、しめじ、玉ねぎです。

メスティンに油を入れて、ニンニク・唐辛子をソテーします。

ニンニクの香りがたってきたら、鶏肉を入れてソテーします。

しめじ・玉ねぎも加えさらにソテーします。塩・胡椒を加え、味を整えます。

玉ねぎがしんなりしたら、水漬けパスタを加えます。

パスタが完全に浸からないので頻繁にかき混ぜながらパスタを茹でていきます。

今回はいい感じで水分も飛んだ仕上がりとなりました!

お好みで粉チーズを振りかけて出来上がりです。

パスタは、こちらも柔らかめの仕上がり

ケチャップを仕上げで少々入れてナポリタン風にすれば、柔らかめのパスタでも合いそうかなと思いました!

リングイネ×塩水(約4時間浸水)

3回目の試作はパスタの種類を変更しリングイネで試してみます。漬ける水は塩水です。

水漬けの内訳は以下です。

パスタ80g、水150ml、塩1.2g程度

パスタの量を減らし、水の量も減らしました。

4時間後の水漬けパスタ

およそ4時間後の水漬けパスタの様子です。

メスティンで茹でる

メスティンで茹でていきます。

こちらも全部の麺が浸かりませんので、よくかき混ぜながら茹でていきます。少し放置するとメスティンの底にこびりついてしまう場合があります。

カルボナーラ風に

今回はカルボナーラ風に仕上げます。

パスタの色味が黄色くなってきて、水気が少なくなってきたら火から外し、別で炒めたベーコン・粉チーズ・生卵・塩(※ベーコンや粉チーズの塩味によって調整してください)をメスティンに入れて、よくかき混ぜます。

再度、火にかけてカルボナーラソースが混ざり、ソースにトロミがついたら出来上がりです。

お好みでブラックペッパーや、追いチーズもどうぞ!

パスタはやはり柔らかめの仕上がりです。ただ1.6mmのパスタと比べると、ややもっちり感があるように感じます。

茹でたお湯が少々残りましたが、クリーム系のパスタであればちょうどいい感じのソースとなりそうです。

水漬けパスタの実験結果

今回の実験を踏まえ、個人的におすすめする水漬けパスタは「リングイネ」です。

一般的な太さのパスタ(1.4〜1.6mm)を水漬けパスタにすると、やや柔らかさが際立ってしまいました。

リングイネであれば、柔らかさの中にもっちり感が感じられましたし、リングイネよりも太いパスタでも良いと思います。

合わせるソースはクリーム系やトマト系がおすすめです!オイル系のソースだと茹で汁の残り具合でかなり味わいが左右されそうですので……。

浸水時間は、リングイネであれば3〜4時間程度が良さそうです。お水の量はパスタ量の2倍程度、パスタの茹で時間はパスタの色味が黄色に戻ったら、一度味見をして調整してください。

水漬けパスタでアルデンテは難しくても、もっちり感のあるパスタであれば水漬けパスタでキャンプでも堪能できそうです!

ぜひ、ロングパスタを折らずに茹で汁の処理にも困らないパスタ料理を楽しんでみてくださいね。

 

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