10泊の家族キャンプを体験した私の連泊のコツや注意点

自然が大好きな小学生3児の母「MAPPU」さんが、ご家族で10連泊キャンプを体験された際の連泊のコツや注意点などを語ってくれました。

——2019年春「10泊の家族キャンプをしよう!」

主人のこのひと声が、夏休みのオープニングをかざる長いキャンプ旅のはじまりでした。

「やったー!!はやくいきたい!!」

大よろこびする小4、小2、幼稚園年中の3人の子どもたち。10泊の連泊キャンプがどういうことか、その時の私たちは知るよしもありませんでした。

3県またいだ大移動

キャンプで10連泊したといっても、ずっとおなじ場所で泊まっていた訳ではありません。

栃木県、群馬県、静岡県の3つの県を大移動しながらキャンプ地を変えていました。

私たちの訪れたキャンプ地はこの3か所です。

①栃木県(鬼怒川オートキャンプ場)
②群馬県(丸沼高原キャンプ場)
③静岡県(大野路オートキャンプ場)

なぜ、3つの県を大移動するキャンプに私たちが旅することになったかというと、私たちが関西の出身者であったからです。

6年前に関西から転勤したきた私たちは、東京よりも北の地域に遊びに行くことはありませんでした。時間や日程の都合上、どうしても東京止まりとなってしまっていたのです。

そこで「関東方面へ進出だ!!」がわが家の合言葉となりました。

しかし、3つの県を移動するだけといっても10日間での移動はなかなかきびしいものがありました。

とにかく移動距離が長い。

そこは、当時幼稚園年中の末息子には少しキツかったかもしれません。それでも移動中の車内は、新しいキャンプ地へ向かう喜びと、子どもたちの元気な声であふれていました。

連泊キャンプの計画を立てるコツ

キャンプの10連泊を成功させるには、きちんと計画を立てることが最大のコツだと思います。

「キャンプではゆっくりしたいから計画なんて立てたくない!」。

そう思われる方も多いのではないでしょうか?

しかし、10連泊ともなると話は別です。なぜなら、プランがないとグダグダな旅になってしまうからです。しかも、子どもが多いとなおさらです。

ありがたいことに、主人は計画をたてることが大の好物。

家の出発時間・途中の昼食場所・アクティビティの計画にいたるまで、すべてを計画表にまとめてくれました。

そのおかげで、数多くのアクシデントがあったにも関わらず、ほぼすべての計画をスムーズに進めることができたのでした。

小さな子どもがいるとは思えないほどのあざやかさだったと思います。

キャンプ地で必ず一つはイベントを入れる

キャンプ計画を立てる上でのコツといえば、「それぞれのキャンプ地で、必ず一つはイベント事をいれる」ということです。

わが家では各キャンプ地で、こんなイベントの企画をおこないました。

●栃木県(鬼怒川オートキャンプ場)

・川でのキャニオニング体験
・日光東照宮へ観光
・川遊び

●群馬県(丸沼高原)

・尾瀬ハイキング(8~9キロコース)
・ツリーアドベンチャー

●静岡県(大野路オートキャンプ場)

・キャンプ場内小型アスレチック(富士山のながめが最高!)
・山梨県へ富岳風穴・鳴沢氷穴の洞窟体験
・山梨県名物のほうとうを食す

かなりのハードスケジュールでしたが、楽しくすべてをクリアすることが出来ました。家族のためにがんばって計画をしてくれた主人に感謝です。

連泊キャンプでおすすめの持ち物

キャンプ初心者も、キャンプ通の人でも、他の人がどんなキャンプ道具を持っているのか、興味があるのではないでしょうか?

わが家は家財よりもキャンプ道具が多い?!というほどキャンプ道具にあふれています。とはいえ、目新しいものがあるわけではありません。

そんなわが家でおすすめのお役立ちキャンプ道具をご紹介したいと思います。

連泊キャンプの持ち物「キャンプ用ガスコンロ」

10連泊の料理を支えてくれた、私の必須アイテムと言えば「キャンプ用ガスコンロ」。

家での食事を再現できるノンストレスな神道具です。

連泊キャンプの持ち物「ガスランタン」

夜の家族の団らんをしっとり演出してくれる粋な道具「ガスランタン」。

ゴーッという音を聞きながら、みんなで語り合う。それが最高のひと時です。

連泊キャンプの持ち物「テントエアーマット」

寝るだけなんだから!と思いきや、この「テントエアーマット」があるのとないのでは、寝る時の快適さが違います。

空気を入れる作業が汗をかき大変ですが、快適さのため、家族のため、毎度がんばってます(最新アイテムはもっとラクなものが出ています)。

連泊キャンプの持ち物「メッシュタープ」

「メッシュタープ」は、雨・風・虫・寒さのすべてから私たちを守ってくれるベストアイテム。

(気候がよければヘキサタープで充分ですが、10連泊ではそうはいきません)。

それぞれ、人によって必須アイテムは変わってくると思います。

自分たちにとって、最適なアイテムを見つけること。それによって、より連泊キャンプが楽しく、快適にすごせることとなります。

連泊キャンプの食材確保のワザ

わが家のキャンプは、子どもがいるので、夏に行くことが多くなります。そのため、食材が傷まないよう、保冷剤やクーラーボックスなどを利用して保存には特に気をつかっています

また、10日間の連泊では食材を確保しておくことが何より大切になります。

そこでわが家ではこのように、連泊キャンプでの食材を確保していきました。

・家でペットボトルのお茶やジュースを凍らせておく(氷がわりにする)

・家を出発前、クーラーボックスに大量の氷と食材をつめておく

・近場のスーパーを前もって調べておき、次のキャンプ地へ到着まえに氷や食材をゲットする

・イベントや観光の帰りに新たな氷を購入する

このようにして、クーラーボックスの中が常に冷やされた状態を保っていきました。

連泊キャンプの洗濯の知恵

主婦の方にとっては「連泊キャンプで洗濯ってどうしてた?」と、その辺りもとても気になるところではないでしょうか?

夏のキャンプは特に、洗濯ができるかどうかが一大事です。

さすがに、ひとりで家族みんなの洗濯を手洗い。という訳にはいきません。

連泊キャンプでは洗濯機つきのキャンプ場を選ぶ

そこで、わが家はキャンプ場選びのときに、必ず洗濯機つきのキャンプ場を選んでいました。

キャンプ場によっては有料・無料(キャンプ代に含まれる)どちらかの洗濯機がおいてあります。

1~2泊のキャンプではあえて必要性を感じないかもしれませんが、10連泊ともなれば必須アイテムとなります。

夏はテントのまわりにヒモをはり、遊びのあいだに干しておけばあっという間に乾きます。天候が悪く、なかなか乾かない時などは、乾燥機にいれれば大丈夫!

連泊のキャンプ場選びの際にはぜひ、洗濯機つきのキャンプ場を調べてみてください。

キャンプ地での注意点

せっかくの楽しいキャンプだからこそ、それぞれが注意しなければならないことがあります。

キャンプ場での盗難に注意

これは絶対条件だと思います。キャンプはパーソナルな空間があるとはいえ、細心の注意をはかることはとても大切です。

・貴重品は少しの間であっても、必ず身につけておく

・イベントや観光などで長時間テントを離れるときはテントの出入口をしめて出かける

きちんと閉めてあるテントには、不思議と近寄りにくくなるものだと思います。

キャンプ場でアブ・蚊などの虫対策を万全にする

キャンプは自然なので、もちろんですがアブや蚊などの虫と遭遇します。この虫対策を怠ると、かゆくなったり、腫れたりと快適に過ごせなくなります。

そうならないために、アウトドア用の強力な蚊取り線香虫スプレーだけでなく、刺されたあとの薬なども前もって準備しておくことが大切です。

たくさんのキャンプ道具の準備に追われ、忘れがちになりますが、ぜひチェックリストに付けくわえておいてください。

10連泊キャンプのアクシデントは贈り物

10連泊ものキャンプを続けていると、それはそれは、さまざまなアクシデントが勃発します。

わが家に起こった連泊キャンプのアクシデントをご紹介します。

大雨でテントが水浸しに

丸沼高原で大雨に打たれ、長年使いつづけたわが家のテントが水浸しになりました。

どうやら防水機能を全くはたしていなかったようです。

中までビチョビチョになり、形が変形したテントは、次のキャンプ地へ到着前に新しいテントへとバトンタッチすることとなりました。

ハチの攻撃に注意

丸沼高原に到着後、受付待ちで車内にいると1匹のハチがよってきました。

あまり気にすることなく、車でキャンプ地へ続く坂を登っていくと大群のハチとアブが車に襲い掛かってきました。

それも半端ない数のハチたちが……。

なんとか虫スプレーで退治し、事なきを得ましたが、どうやらアブやハチは黒っぽい車に襲いかかるようです(泣)。

いきなりのハチのカウンターパンチに、初めは怯えていた子どもたちでした。

しかし、最終日にはキャンプ場で新しくできたお友達たちと泣く泣くのお別れ。子どもたちにとって「1番の楽しいキャンプ地の思い出」となったようです。

キャンプの疲労も思い出

さすがにキャンプ後半となってくると、家族みんな疲れのイロが見えてきました。

それまでずっとにぎやかだった車中は静まり、子どもたちも休憩タイム。その高速道路運転中の車内で、末息子がいきなりの嘔吐。

車内は騒然となりました。しかも発熱まで!?

このままキャンプを続けるか、あきらめて帰るのか。悩みに悩んだ末にキャンプ続行決定。

無事熱もおさまり、翌日はアスレチックで元気に遊んでくれていました。

子どもの体力恐るべし。

しかし、親がホッとしたのは言うまでもありません・・・。

家族で10連泊、キャンプをやってよかった!

はじめての10連泊。キャンプ場で過ごした10日間はたくさんのアクシデントにみまわれ、ありえないことの連続でした。

途中、旅の長さに不安になったときもありましたが、

10連泊、キャンプをやってみてよかった」。

というのが、わが家の家族みんなの本音です。

このキャンプの旅を通して私たち家族は、非日常でしか味わえないたくさんの喜びや感動を与えてもらいました。

そして、10連泊を終えた子どもたちは、どことなく強くたくましくなっていたように思います。

子どもたちの成長をみていると、家族一緒にすごせる時間がそんなには多くないことに気づきます。この貴重な時間をもっと大切にしていきたい。今はひしひしとそう感じていす。

この先、このキャンプでの体験が子どもたちの大きな糧となり、それぞれの人生を力強く歩んでいってくれることを心から願っています。

最新情報をチェックしよう!