鶏もも肉のソテーのレシピ
みなさん、こんにちは。spice it upという間借りカレー屋を営む店主です。スパイスカレー屋の店主ですが、本日もカレーではなく別の料理のご紹介です。
本日はとてもシンプルな料理。キャンプにもおすすめの鶏もも肉のソテーです。
ざっくりと説明すると塩をつけて、じっくりと両面しっかりと焼く。これだけです。肉への味付けも塩とブラックペッパーのみです。
出来上がったお肉にお好みで味をわさび醤油や先日ご紹介したクミン塩、柚子胡椒、バジルソースなどをプラスしてお召し上がりいただけます。
もちろん塩のみでも美味しいです!
調理する鶏肉はスーパーでも普通に販売している、若鶏(ブロイラー)で問題ありません。
地鶏でも構わないのですが、鶏の品種によっては肉質が硬かったりする鶏肉もあるのでお好みでという提案になってしまいます。
鶏もも肉のソテーの材料
・鶏もも肉:1枚(250g程度)
※1人で1枚食べるならこのくらいの量もしくはそれ以下
・塩:肉の重量の0.8〜1%程度
・油:小さじ1 ※ソテー用
・ブラックペッパー:少々 ※お好み
・ローズマリー:適量 ※お好み
持っている方は鉄のフライパンを使ってお肉を焼き、焼くときはガスコンロを使って調理するのがオススメです。
※できなくはないですが、薪などの直火は火加減を一定に保つのが難しいです。若葉マークキャンパーな私はまだまだ火加減の調整が難しいのでキャンプ時の料理ではガスコンロを使って調理します。
鶏もも肉のソテーの作り方
(1)鶏もも肉の下処理
鳥もも肉を常温に戻す。白い線のような筋や余分な脂身を取り除いておく。
※肉全体に筋切り用の切れ込みは不要です。
※クーラーボックスの中の温度にもよりますが、冷蔵庫の中から取り出した感じの冷たさであれば直射日光を避けて30分ほど。
(2)鶏もも肉をフライパンで焼く
常温に戻した鶏もも肉をキッチンペーパーなどで軽く表面を拭き取り、片面(※最初に焼く面)に塩の半分を振りかけて、油をひいたフライパンに入れる。
フライパンに鶏もも肉を入れてから火を付ける。火の強さは中火より弱めくらい。
※薪などの直火で焼く方は、遠火でじっくりと焼いてください。
(3)鶏もも肉を裏返して反対面も焼く
ある程度焼いたら、鶏もも肉の焼いてない面に残りを塩を振りかけてから、裏返して反対面を焼く。
※1回で綺麗な焼き色を全面につけようとせず、徐々に表面の色味がこんがりとしたきつね色になっていくイメージで焼いてください。
(4)再度裏返して鶏もも肉を焼き直す&お好みで風味づけ
反対面もある程度焼いたら、再度裏返して焼き直す。何度か裏返すのを繰り返す。フライパンのふちも使って側面にも少しずつ火を入れていく。
途中、風味づけにお好みでローズマリーをフライパンの中に追加してください。
鶏肉の断面が平面ではないので、焼け具合にばらつきが出てしまいますが、ターナーなどで肉を押しつぶさずにそのまま焼き続けてください。
※鶏肉から水分や脂などが出て、フライパンの中の汁気が多くなってきたらペーパータオルなどで軽く拭き取る。
(5)パリパリ感が出てきたら鶏もも肉の弾力を確認
鶏もも肉の側面も火が通り、皮目がしっかりと焼けてパリパリ感が出てきたら、お肉の弾力を確かめましょう。鶏もも肉を箸などで突いた際に弾力が強くなっていたら中まで火が通った証です。
お好みで最後にブラックペッパーを軽く振りかけて、1〜2分休ませて完成です。
鶏もも肉のソテーの完成
盛り付けは、先にカットしてからでもカットせずにでもどちらでもお好みで大丈夫。
カットすると鶏もも肉内部の肉汁が出てくると思いますので、お皿に載せてから好みの大きさにカットするのがオススメです。
鶏もも肉のソテーの付け合わせは?
鶏もも肉のソテーの付け合わせは、なんでも合うと思います。
塩のみで焼いたシンプルな味付けなので、サッパリ系でも、コッテリ系でも、どちらでも。
個人的には、鶏肉のソテーを食べるときに切って出た鶏の肉汁と一緒に、焼き野菜を合わせるのがおすすめかなと思います。
せっかくなので、野菜はキャンプ場近くで地場の採れたて野菜を合わせられると、さらに食べた時の気分もあがると思います!
もちろん、つけ合わせまでは料理したくないという方は、スーパーなどでポテトサラダやキュウリの和物、ピクルスなど出来合いのお惣菜を用意してしまっても問題ないです。
お子さま向けの鶏もも肉のソテーの食べ方
上で紹介した、わさび醤油や柚子胡椒での食べ方はちょっと大人すぎて、お酒のお供という感じにはなってしまいますね。
お子さまが召し上がっていただく場合、トマトソースやケチャップ、甘口の焼肉のタレなどを合わせていただければ食べやすいと思います。
鶏もも肉のソテーの調理での気になるポイント
・鶏もも肉の焼き始めは、皮側?or身側?
鶏肉の焼き始めは皮側?or身側?という見解をいろんなところで見聞きしますが、個人的にはどちらも試して、個人的にうまく(美味しく)できた方でいいかなと思います。
以前から色々と調べたりしましたが、どちらもメリット・デメリットがありそうです。ただ皮側から焼いた方がいいという声の方が多いとは思います。最近はYouTubeで料理ブロガーやプロの料理人の方は色々な情報を発信しているのでそちらを色々と参考にするのも良いと思います。
・鶏もも肉は強火で焼き続けないの?
強火で火を入れると、外身だけが焼けてしまい、中身が半生の状態となってしまいますので中火よりやや弱めにしてじっくりと焼き続けるのがおすすめです。
・鶏もも肉の皮全体をパリパリにするには?
皮面を初めに焼く際に浮いてしまっている部分を少し押してフライパンに押し付けてください。
皮面をならして焼くことで均一に火が通りやすくなります。また最後に焼く面は身側にして皮面を上にして皮面についた水分を蒸発させることでパリパリになりやすくなります。
キャンプだけでなく自宅でもおすすめのシンプルな鶏もも肉のソテー
シンプルな鶏もも肉のソテー、いかがでしたでしょうか!何回か同じように焼いていると焼き方のコツが掴めますので、1回失敗したからといって諦めずに何回か挑戦してみてください。
ふっくらジューシーな鶏もも肉はお酒のつまみとしても白飯のお供でも、どちらでも食べられます。一般的な若鶏であれば値段もそこまで高くないのでコスパを考えてもおすすめです。
キャンプだけでなく、自宅でも簡単に作れる料理ですのでぜひ、いろんなシーンで作ってみてください!