具材は1つ!素材と塩・ニンニクの味わいを楽しむ「アヒージョ」の作り方

みなさん、こんにちは。spice it upという間借りカレー屋を営む店主です。今回もカレーではなく別の料理のご紹介です。

今回はアヒージョについて色々とお話ししたいと思います。アヒージョをざっくりと説明すると、ニンニクで風味をつけたオイルで具材を炒め煮した料理になります。

味付けは塩のみというのが多いですが、味付けにアンチョビを使用したり、和風出汁や麺つゆなどを合わせて和風なアヒージョ(和ひーじょ)としたりしてアレンジをすることもできます。

今回のレシピでは、味付けは塩のみのシンプルな設計です。

塩のみだからこそ、具材自体の味わいを楽しむこともできるレシピになります。具材を2種類、3種類と組み合わせることもありますが、今回は単独の具材のみのアヒージョをご紹介します。

もちろんこの記事のレシピを参考に2〜3種類の具材をミックスしたアヒージョも作れます。

アヒージョとは?

・スペイン料理の一種

・ニンニクで風味づけしたオイルで具材を炒め煮した料理

・お供にパンのバゲットを一緒にすることが多い

・スペインではカスエラ(耐熱性の陶器鍋)で提供されることが多い

小ネタですが、スペイン語でニンニクは「アホ(ajo)」という呼び方です。

スペインバルなどで「アホ」と単語が飛び交っていても、ネガティブなワードということではなく、料理名を略してオーダーを通していることになります。

アヒージョの作り方

今回のアヒージョの作り方では、小さめのカスエラ(直径12cm)を使用します(※)。

カスエラが少し小さく、作り始めは具材が入り切らない場合もあるので具材を炒める際はフライパンを使用し、最後の軽く煮込むところでカスエラに移して仕上げます。

もちろん、スキレットで全ての工程を行っても、フライパンで作ってからお皿に移しても、構いません。

※カスエラ=スペインの伝統的な耐熱容器の一つ

アヒージョの材料(2人前程度)

好みの具材:100g(※例としてマッシュルームを使用します)
ニンニク:1~2かけ
オリーブオイル:80g程度(※調理している際の量を見て加減してください)
:適量
チリホール(唐辛子):1~2本

アヒージョの作り方

(1)下処理が必要な具材は下処理を行う。ニンニクはスライスもしくはみじん切りにする。

(2)フライパンにオリーブオイル(適量)とニンニク(1〜2かけ)、唐辛子(1本)を入れる。入れてから火をつける。火加減は中火。

(3)たまにフライパンを回したりして、中のニンニクを動かして焦がさないようにする。

(4)ニンニクがきつね色になりそうになったら、具材を入れる。途中で塩を入れて具材を混ぜ合わせる。

(5)カスエラにオリーブオイル大さじ1程度(分量外)を入れ温め始める。

具材に火が通ったらオイルを味見して塩加減を見る。味が足りなければ塩を追加する。

(6)カスエラに移し、強火でオイルがグツグツと沸くまで温めて、完成です。

好みで胡椒(分量外)を振りかけてお召し上がりください。

アヒージョを調理のする際のポイント

塩は少しずつ加える

他の料理でも当てはまりますが、塩を加えすぎてしょっぱくなってしまったら調整が大変。

アヒージョの場合は、オイルを追加というわけにも行きませんので、特に慎重に味付けしないとせっかくの料理が台無しになってしまいます。

ですので、塩を入れるタイミングは2回に分けるのがよいかなと思います。具材を炒めている時と仕上げの時の2回です。味見ですが、スプーンでオイルをすくって食べてみてください。塩加減は好みになってしまいますが、オイルにしっかりと塩の味がついていればOKです。

水気を少し飛ばしてから味付け

ほとんどの具材には水分が含まれてはいますが、キノコ類や牡蠣など具材によっては水分を多く含み、炒めることで水気が多く出る具材もあります。

炒めている際に水気が多く出た場合は、ある程度水分が蒸発してから塩を加えるようにしましょう!

水気の多い段階で塩を加えてしまうと味が薄いと感じる場合もあります。その後に水分が蒸発されると塩気が強くなってしまうこともあります。

アヒージョにおすすめの具材

ここからはアヒージョにおすすめの具材を紹介していきます。

エビ

アヒージョの定番中の定番な具材。

プリプリの食感にちょうどよい塩加減とニンニクの風味が合わさると、もうお酒が進んでしまいますね。

マッシュルーム

マッシュルームもアヒージョの具材として定番中の定番。

水分が少し出ますので少し水気を飛ばしてから塩を加えるのがよいかと思います。

具材の水気が抜けたところにオイルが染み込みますので、旨味がぎゅっと詰まった感じになり、箸が止まらない美味しさです。

牡蠣

ちょうどこれから(11月〜4月ごろ)が旬となる牡蠣。

水気がかなり多い具材ですので、炒める前にはキッチンペーパーで水気を拭き取っておいた方がよいです。また炒め煮の際は弱火でじっくりとがおすすめです。

ブロッコリー

アヒージョ含め炒め物などでも何かとエビと一緒にされて提供されることの多いブロッコリーですが、単体でも十分主役を務められます!

生のブロッコリーは炒め煮の前に下茹でしておくのがよろしいかと。冷凍のブロッコリーでももちろんOK。

アスパラガス

シャキシャキとした食感がアクセントとなるアスパラガス。

1年中販売はされていますが、ぜひ旬の初夏のアスパラガスで試していただきたいです!

砂肝(鶏)

コリコリの食感がアクセントになる具材です。購入した際に銀皮がついている場合は手間がかかりますが、下処理をしてから調理してください。

ハツ(鶏)

鶏のハツは気軽に手に入るものではないと思いますが、焼き鳥のハツが食べられるという方は、スーパーなどで見つけた時にぜひアヒージョに挑戦してみて欲しい具材です!

ホタルイカ

旬が春頃なので思い立ってもなかなか入手しにくい具材ですが、味わいとしてはイケます!

他の具材と比べて炒め時間は短めがよいかなと思います。

さらにホタルイカは、旬が同時期の菜の花と合わせると春のアヒージョとして季節を楽しめます。

アヒージョの余ったオイルの使い道

アヒージョのオイルは、パンをつけて食べても余ってしまうことがありますね。

ニンニク、唐辛子、塩、使った具材の味が染み込んだオイルですので、パスタや炒め物など他料理にリメイクして余すことなく使い切りましょう!

アヒージョのオイルのアレンジレシピについてはまた別の機会があればご紹介したいと思います。

アヒージョは意外と簡単!

アヒージョは塩加減さえ気をつければ意外と簡単な料理です。

アヒージョの素などシーズニングも販売されてはいますが、ぜひ自分好みの味付けのアヒージョを見つけてくださいね!

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